2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

古代 南アジア【カーリダーサの『シャクンタラー姫』】

★長編叙事詩『マハーバーラタ』、『ラーマーヤナ』と並ぶ、古典サンスクリット文学の傑作と言われるのが、カーリダーサの戯曲『シャクンタラー姫』である。 前6世紀頃、ヴェーダ語が文章語として洗練されて成立したのが、サンスクリット語であった。これ以…

世界史ミニ授業(中世)【ノルマン・コンクェストと「イギリス」(その1、「イギリス」という呼び方)】

★ノルマン人の移動のところで、ノルマン・コンクェストについては簡単に触れておきました。ただ、ロロに率いられたノルマン人が北フランスに住み着いてから、150年も後のことなので、ここで改めて取り上げます。ノルマンディー公がどこを征服した出来事だっ…

世界史ミニ授業(古代)【ブッダはこう考えた(その2)】

★「ブッダの考え方」の二つ目にいきますね。ブッダはこう考えた。[板書:②すべてのものは変化してやまない]あらゆるものは変化するっていう、この考えを、中国では四字熟語で表して、それが、日本にも伝わった。[板書:=( )( )( )( )]…はい、何…

世界史ミニ授業(古代)【ブッダはこう考えた(その1)】

★ガウタマ・シッダールタの生涯を見てみましたけど、シッダールタの別の呼び方を確認しておくね。[板書:シッダールタの尊称 ①ブッダ]尊称って、尊敬して言う時の呼び方。で、ブッダは、もともとの意味は[板書:真理に目覚めた者]、「真理に目覚めた者」…