2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
★今日から、古代オリエントに入ります。まず、このオリエントっていう言葉なんですが、もともとはこういう意味です。[板書:Orient =日の昇るところ(東方)]これの形容詞の形がオリエンタルだよ。聞いたこと、あるでしょう。(何人かの生徒、うなずいて…
★さあ、切りました。このリンゴの断面に、すばらしいものが現れているはずなんです。[そっと、自分だけ見てみる。生徒たちも興味津々。]大丈夫ですね、きれいに出てますね。何が現れてると思う? (生徒たち、想像がつかない。)んー、どうしようかな、ヒ…
★センター試験が終わって、ちょっと一息ですね。それで、今日は、特別なテーマで授業したいと思います。楽しんでください。だけど、今日もまた、アッと驚くような発見があるかも知れません。普通は、世界史ではやらない授業だと思います。もし、世界史に関す…
★唐が滅んだ後の北宋、南宋の都について見ますね。北宋の都は? (生徒たち「開封」)そうだね。[板書:北宋の開封]五代のうち4つの王朝が開封に都をおいて、北宋もそれを引き継いだかたちだ。じゃ、南宋の都は? (生徒たち、一瞬沈黙。ある生徒「臨安」…
★今日は課外授業なので、中国史の都について、まとめてやってみますね。 まず、古代から中世では、都の場所は二つの地方に限定されます。中世っていうのは、魏晋南北朝から唐までね。簡単な地図を書くと[板書:黄河の流れとそれに合流する渭水]、…大丈夫か…
★今日からルネサンスに入るかと思うと、なんかドキドキします。それだけ魅力的なんです。[板書:ルネサンスの始まり]それで、近世(近代前期)の始まりのところでルネサンスをやるわけなんですけど、実際は、ルネサンスの始まりは、中世末期のイタリア、14…
★『新約聖書』に入ってるいろいろな文書は、1世紀半ば頃から書かれて、2世紀末にはほぼ現在の形に近くなった。2世紀末ってことは、ローマのどういう時代? 五賢帝の時代が終わった頃だね。(生徒たち、うなずく。)五賢帝の最後は誰だっけ? (生徒たちの…
※諸子百家を世界史でどの程度取り上げるか、どんな風にわかりやすく話したらいいか、いつも悩んでいます。特に道家の思想を生徒たちに伝えるのは、至難の業です。★それでは、諸子百家の続きね。諸子百家って、どういう意味だっけ? (数人の生徒、答える。)…
<はじめに>■本ブログは、日々の世界史の授業から出発し、さまざまなテーマで世界史を考えながら、日々の授業に戻っていくというスタイルをとっています。■各テーマ史のややカタい内容も、その多くは授業と関わったものです。直接授業に取り入れた内容も、…
都市、国家、文字が出現した時期から、歴史時代になるわけです。古代文明の時代ですね。これからオリエント文明に入るわけなんですけど、その前にちょっと文化と文明についてやっておきたいと思います。[板書:文化と文明] 両方とも何となく使ってるんだけ…
こうして、メキシコから南の多くの地域がスペインの支配下に入った。ただ広大なブラジルは、ポルトガルの植民地ね。それからカリブ海地域には、スペインの他イギリスやフランスも入っていったけど、これは最後に説明します。 それで、メキシコ以南のほとんど…
★三大悲劇詩人(作家)というのは、覚えづらいと思います[板書:悲劇詩人、アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデス]。喜劇作家は普通アリストファネスだけだから[板書:喜劇のアリストファネス]、こう覚えておけば、センター試験なんかでは対応でき…
★旧人の代表がネアンデルタール人です。[板書:ネアンデルタール人]ネアンデルタールは、ドイツの地名です。少なくとも20万年前には、ヨーロッパから西アジアに住んでいた。一部は中央アジアにも。剥片石器、資料集見てみて、剥片石器という進んだ石器で毛…